addsomemusic2009-09-25



 お〜なんとSPOONER OLDHAMのアルバムが遂にCD化のようです。それも1972年にリリースされた1st『POT LUCK』と1982年にリリースされた2nd『SPARE CHANGE』の2in1だそうです。これは全てのスワンプ・ファン待望のCD化ですね!


 『POT LUCK』も結構レアですが、『SPARE CHANGE』はもっと見かけません。私は『SPARE CHANGE』のほうは聴いたことがないので、今回のCDは買わなくちゃと思っています。そんなわけで、とりあえず『POT LUCK』にしかコメントが出来ないんで、以前にこのブログで書いたものを貼り付けておきます。

  お気に入りのブログでダン・ペンが取り上げられてるのを見て、私もそれ系のアルバムを聴こうと思い取り出してきたのはSPOONER OLDHAMの1972年にリリースされた『POT LUCK』なり。スプーナー・オールダムはご存知の通り、ダン・ペンとソングライター・コンビを組んで数々のサザン・ソウルの名曲を残してくれています。


 キーボード奏者の彼ですが、決して上手くはないけど哀愁漂う素晴らしいボーカルを聴かせてくれます。やや不安定な部分もありますが、ある意味ルーズな感じでなかなかスワンピーです。有名なところでは「男が女を愛する時」で聴かれる彼のオルガン・プレイを彷彿させてくれるプレイも聴かせてくれてますし、なんといっても圧巻なのは10分以上にも及ぶソウル・インスト・メドレー。「男が女を愛する時」を始め「RESPECT」とかをホーンを交え熱い演奏です。もちろんボーカル中心の曲もスローな曲を中心に良い曲が揃っていて、ダン・ペンのアルバムに決して優るとも劣らない内容だと思います。


 やや悪趣味なジャケではあるものの、アナログで聴きたい質感のアルバム。というより未CD化だっけ??レア盤の類なんですが、2ndは更にレアです。

 さて、今回のCD化は韓国のBIG PINKというレーベルから。いや〜本当に最近の韓国でのUSのマイナー・アルバムのCD化には頭が下がります。


 更に驚いたことに、同レーベルからHARESUITEの『CIRCLE OF FRIENDS』、BILL DESTLERの『SEPTEMBER SKY』もCD化されてました!ちょっと前にはJEF FISKやFRED ARGIRとかもリリースしてましたね。今後このレーベルから目が離せないですね。