addsomemusic2009-12-21



 ただいまのBGMはNILSSONの1976年にリリースされた『SAND MAN』なり。なんだか久しぶりに聴いたけど、やはりニルソンはいいね〜。『PUSSY CATS』以降の後期ニルソンはそのひねくれたポップ・センスが全開で聴きだしたら止められない魅力がありますよね。バラエティに富んでるなんて書くと良く聞こえますが、まぁなんでもあり・・・というか投げやりに近い(笑)。でも良い曲書いてるし、カバーもセンスいいんですよね。後期ニルソンではこのアルバムが1番好きです。


 カリプソだったり、アカペラだったり、スロー・バラードからジャジーなもの、カントリーからラテン・フレイヴァー溢れた曲まで全てがニルソンらしいといえばニルソンらしくまとめられてます。レオン・ラッセルジェシエド・デイヴィス、ダニー・クーチ、ヴァン・ダイク・パークス、クラウス・ヴーアマン・・・といった豪華なメンツがリラックスしながらも綿密に練られたサウンドで色を添えてくれています。なのに豪華さが全然感じられない(笑)。でもこれがこの時期のニルソンの魅力なんだよねぇ。


 ハマる人はハマる・・・これ聴いてダメだったら、大人しく「WITHOUT YOU」でも聴いててください。


眠りの精(紙ジャケット仕様)

眠りの精(紙ジャケット仕様)