addsomemusic2009-12-23



 ただいまのBGMはJIM RANSOMの1976年にリリースされた『THE ESCAPE OF J.D. McKENZIE AND OTHER SONGS』なり。コロラドのマイナー・レーベルBISCUIT CITY RECORDSからのリリース。このレーベル自体JIM RANSOMが運営しているんで、レーベル業とアーティストと2足のワラジをこなしているわけです。全編アコギの弾き語りによるフォーキー・アルバムなんですが、オーソドックスなフォーク系SSWなんだけど、これがなかなか染みる良いアルバムに仕上がっています。


 オリジナルは半数くらいなんですが、オリジナルもカバーも違和感なく並んでいます。割と落ち着いた曲ばかりで、軽快な印象もなく地味なイメージは否めませんが、フォーク好きには堪らないものはあると思います。ジャケも渋くて大好きなんですよね。


 コロラドのBISCUIT CITY RECORDSはルーツ・ミュージックに根付いたフォーク〜カントリー系のアルバムを多くリリースしています。時代の流れにストップしたかのような世界観ですが、地元で活動している本当に「良い」フォーク・スタイルのミュージシャンのアルバムを多くリリースしていて結構好きなレーベルなんですよね。ラウンダーとかフライングフィッシィといったレーベルと同じ匂いがします。