■
ただいまのBGMはキャノンボール・アダレイの『CANNONBALL ADDERLEY QUINTET IN CHICAGO』なり。1959年録音で、なかなかファンキーで大好きな1枚。キャノンボール・アダレイはどのアルバムもいいんですよね。なんだか人柄が滲み出るような感じ。崇高な敷居の高さは全くなく、コルトレーンのアルバムよりも素直に聴けます。
メンバーはキャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーン、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブで、当時のマイルス・デイヴィス・セクステットからマイルスを抜いた形。実質キャノンボール・アダレイとコルトレーンの双頭リーダー・アルバムという趣もしますが。既に突出していたコルトレーンに若手のアダレイも遜色なく渡り合っていて、白熱したインタープレイは聴きものですね。
面白いのはマイルスが抜けただけで、同じメンバーなのにこうも変わるものかと。ものすごくノビノビとしてるんですよね。マイルスの恐怖政治から抜け出た解放感なのかな?(笑)
- アーティスト: キャノンボール・アダレイ,ジョン・コルトレーン,ウィントン・ケリー,ポール・チェンバース,ジミー・コブ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2003/04/23
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (15件) を見る