addsomemusic2010-01-05



 ただいまのBGMはキャノンボール・アダレイの『CANNONBALL ADDERLEY QUINTET IN CHICAGO』なり。1959年録音で、なかなかファンキーで大好きな1枚。キャノンボール・アダレイはどのアルバムもいいんですよね。なんだか人柄が滲み出るような感じ。崇高な敷居の高さは全くなく、コルトレーンのアルバムよりも素直に聴けます。


 メンバーはキャノンボール・アダレイジョン・コルトレーンウィントン・ケリーポール・チェンバースジミー・コブで、当時のマイルス・デイヴィスセクステットからマイルスを抜いた形。実質キャノンボール・アダレイコルトレーンの双頭リーダー・アルバムという趣もしますが。既に突出していたコルトレーンに若手のアダレイも遜色なく渡り合っていて、白熱したインタープレイは聴きものですね。


 面白いのはマイルスが抜けただけで、同じメンバーなのにこうも変わるものかと。ものすごくノビノビとしてるんですよね。マイルスの恐怖政治から抜け出た解放感なのかな?(笑)