addsomemusic2010-01-14



 なんだかSSWの裏名盤も久しぶりですね。決してネタ切れというわけではないんですが。


 ただいまのBGMはJOHN COSTERの1979年にリリースされた『OLD STONES, BROKEN BONES』なり。コネチカットのマイナーSSWながら、これは結構な人気盤で、SSW好きの間では認知されてるようなアルバムだと思います。でもたぶん未CD化。


 内容はオーソドックスなSSWスタイルのもので、安心して聴けるし、安心してオススメできるようなもの。といってもいかにも平均的なアルバムというわけではくクオリティは高いです。1979年ということもあってか、どの曲も洗練されています。実際に書かれた時期はもっと古いのもあるんですが、それは彼のセンスに負うところが大きいんでしょうね。でもずば抜けた印象の楽曲はないんですよね。もちろんどれも及第点以上なんですが。まぁ派手な曲がないといったほうが近いかな。染みるようなタイプの曲が揃っています。こういったアルバムは聴けば聴くほど味わい深くなっていくんですよね。


 彼のマイルドな優しいボーカルも味があっていいし、アレンジも演奏もしっかりとしています。女性コーラスがいい感じですね。ジャケも素敵だし、とにかくSSW好きには強烈にオススメできます。