addsomemusic2010-01-22



 素晴らしい音源がCD化されました。まだ1月ですが、個人的には今年これ以上の発掘音源はないんでは?と思ってます。ただいまのBGMはPETER GALLWAYの『TOKYO SESSIONS 1989』なり。当初11月の発売予定でしたが延期となり(新作がリリースされたから?)、1月20日発売となって我が家に届いてからは延々とリピート中です。


 大好きなピーター・ゴールウェイ。そんな彼が1989年に来日した際に、日本のミュージシャン達とセッションした音源です。この時の模様は当時FMで放送されましたが、そんな貴重な音源がCD化されて、いつでも聴ける状態になったというのが素晴らしいじゃないですか!参加ミュージシャンはピーター・ゴールウェイと一緒に来日したマレイ・ウェインストック(元フィフス・アヴェニュー・バンド!)、佐橋佳幸(ギター)、湯川トーベン(ベース)、野口明彦(ドラムス)、中山努(キーボード)、鈴木祥子(コーラス/ドラムス)、田島貴男(コーラス)、ブレッド&バター(コーラス)といったそうそうたるメンツ。もうみんなフィフス・アヴェニュー・バンドやピーター・ゴールウェイが大好きですって半ば公言しているような方々ばかりなんで、これで悪かろうはずがないですよね。


 収録曲はピーター・ゴールウェイのアルバムから満遍なく選ばれていてベストな選曲。当時まだリリースされていなかった『SMALL GOOD THING』からの曲もあるんで、当時としては新曲も披露していたんですね。ほとんどがワン・テイクのみという奇跡ともいえる演奏の数々。ここには間違いなく音楽の「魔法」が存在しています。全てのSSW好き、グッドタイム・ミュージック好きは必聴でしょう。


 このCDにはDVDもセットになっているんですよね。名古屋ボトム・ラインでのライブが収められています。ピーター・ゴールウェイのアコギとマレイ・ウェインストックのピアノのみというシンプルなライブ。映像としてはリリースを前提に録画されたものではないんで厳しいものはあります。オマケ程度だと思った方がよいでしょう。でもライブ音源の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいですね。二人だけの演奏に温かいボーカルが絡むともう最高の心地よさを演出してくれています。「LIZ」ではなんとAZTEC TWO-STEPがゲストで参加しています!


 日本のアーティストとのセッション録音と日本でのライブ音源・・・とにかくピーター・ゴールウェイのお宝音源です。ぜひ買いましょう!!!!


PETER GALLWAY TOKYO SESSIONS 1989

PETER GALLWAY TOKYO SESSIONS 1989


 オマケ  LAND OF MUSIC / THE STRANGERS