addsomemusic2010-02-06



 なんとなく取り出して聴いてるのは加川良の1978年にリリースされた『駒沢あたりで』なり。彼のアルバムを全部聴いたわけではないけど個人的には1番好きな1枚だったりしています。レイジー・ヒップの面々をバックに心地よい歌の数々を聴かせてくれます。「教訓1」の頃のイメージとは随分変わっちゃっていますね。『アウト・オブ・マインド』の路線での到達点ともいえる名盤だと思います。


 レイジー・ヒップの演奏が素晴らしい。長田和承のスライドを中心としたウエストコースト系のサウンドで、爽やかでもあり熱くもあります。加川良の書く曲もなかなかアメリカン・フィールで個人的にはドツボ。彼のゆったりとしたボーカルと演奏でなんともレイドバックした雰囲気も感じられ、これが最高なんですよね。


 この時期の加川良のアルバムはどれも秀逸です。


駒沢あたりで '78年度作品 (紙ジャケット仕様)

駒沢あたりで '78年度作品 (紙ジャケット仕様)