addsomemusic2010-02-09



 ただいまのBGMはRAY SCHMITTの『FRIENDS』なり。1976年リリースのメリーランドのマイナーSSWアルバム。全く持って詳細不明。だけどUSローカルの底力を感じさせてくれる素敵な1枚です。冒頭の「SHE'S COUNTRY」がいかにもなカントリー・タッチのナンバーでバンジャーやピアノの音色がとても心地よいです。でもこのタイプの曲はこれ1曲だけで他は割と落ち着いたタイプの曲が中心なんで普通にSSW〜フォーク好きには安心して聴けるような内容だと思います。


 『FRIENDS』というようにバンド仲間がバックアップしているんでしょう。しっかりとしたアレンジで聴かせてくれて弾き語りのような地味なアルバムではありません(もちろん派手でもないですが・・・)。落ち着いた曲の中にはフルートとかも絡んで適度にアシッド・フィールを感じさせてくれて、ここらあたりの感覚が個人的にはツボですね。全曲オリジナルで普通に良い曲が詰まっています。


 「HI DARLING」だけなぜかRAY SCHMITTではなく女性がリードボーカルを取っています。もちろん彼女のボーカルが悪いわけではないんですが、先にも書いた冒頭の「SHE'S COUNTRY」とこの曲だけ、やや浮いた感じはしますね。他はまさにRAY SCHMITTのカラーで統一されています。