addsomemusic2010-02-08



 ただいまのBGMはBILL AGLEの『LOVER'S RAIN』なり。もう大好きなSSWアルバムです。随分前に「SSWの裏名盤」で取り上げてます。手抜きでコピペしておきます。

 
 1979年のノース・キャロライナのマイナー・プレスものだと思います。BILL AGLEのことは全然知りませんが、これがまた素晴らしすぎるフォーキー系SSW。当然収録曲は全曲彼の手によるものだし、ボーカルとギターもなかなかのもんです。


 針を落とした瞬間からトキメキにも似た感情が湧き上がります。アコギの音色に彼の優しいボーカル。そうここでの最大の魅力は彼のボーカルなのでは?と思います。マイルドで優しさに溢れたようななんとも「癒し」ともいえるような歌声に心が和まされます。もちろんそれに見合う楽曲だということには間違いないですけどね。1曲目の「DOWN IN TENNESSEE」からまさにそうなんですから!アコギをメインとしたサウンドながら控えめながらバック陣が的確にサポートしています。時折聴かれるささやかな女性コーラスもいい塩梅なんですよね。こんな素敵な曲が1曲でも収録されてるだけで満足なんですが、このアルバムは全曲がそんな感じでまとめ上げられています。門外漢の方には「地味」とか「ワンパターン」で片付けられてしまうかもしれませんが、1曲目から私の琴線を思い切り刺激しちゃってるわけだから、私のようなフォーキー系SSW好きには堪らない魅力が詰まっていると思います。


 全曲捨て曲なしです。「DOWN IN TENNESSEE」の他にも「GALAXY」「LOVER'S RAIN」「HOBO」など、どれも似たタイプの曲で、派手さは微塵も感じられないシンプルなメロの曲なんですが、どれも本当に私の心をくすぐってくれるんですよね。素敵過ぎます。激オススメ。