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　ただいまのBGMはTHE CENTRAL PARK SHEIKSの1976年にリリースされた『HONEYSUCKLE ROSE』なり。セントラル・パーク・シークスの唯一のアルバムで、これが本当に素晴らしいアコースティック・スウィング・アルバムなんですよね。もう愛聴盤です。

　当時のニューヨークのブルーグラスのバンドがジャズの要素を取り入れたサウンドといったほうが分かりやすいですね。そのスウィンギーなスタイルはステファン・グラッペリ、ジャンゴ・ラインハルトあたりの影響がかなり強いように思います。オリジナル、カバーそのどれもが個性的でスウィング感に溢れたもの。5人組なんでビッグバンドのようなスウィング・ジャズとは違いますが、フォーキーさバツグンなジャズ・グラス・サウンドといった感じ。

　こんな小気味良いアルバムってのは聴いてて本当にウキウキしちゃうんですよね。もう春の暖かさを感じてきましたが、そんな季節にピッタリなアルバムだと思います。

Honeysuckle Rose