昨日はちょっとヒマだったもんで、山口の方へふらりとドライブに行って来ました。行先はなんとなく旭酒造という蔵元(笑)。「獺祭」という銘柄を作っている蔵で、岩国の山の中にある本当に小さな蔵元なんですよね。純米大吟醸のみを作っている特殊な蔵なんですが、その「獺祭」の美味しさから結構メディアにも取り上げられたおかげで、今では地元以外の酒屋や飲み屋でもよく目にすることができます。純米大吟醸ならではのフルーティな香りのクセのないのど越しはさすがです。大吟醸なんて高いし美味しくて当たり前・・・だと私も思いますが、やはり「獺祭」はその中でもトップクラスなのは間違いないと思います。


 「獺祭 純米大吟醸50」 純米大吟醸 旭酒造(山口)


 広島でも「獺祭」を取り扱っている酒屋はあるんですが、せっかく蔵まで来たんで1本購入して帰りました。純米大吟醸50の「50」っていうのは精米歩合のことで、これは原料である山田錦を50%まで削っているんですよね。「獺祭」の最高ランクのものは精米歩合23%なんてのまであります。7割以上が削られているなんてスゴイですよね。でもさすがにこれは高い(笑)。


 私が購入したものは「獺祭」の中で1番安いものです。定価2835円・・・1升瓶として決して安い価格ではないですが、純米大吟醸の価格としてはかなりリーズナブルなほうではないかと思います。もちろんこのクラスでも驚くほど美味いですよ。1万円の大吟醸・・・なんて言われて飲んでみても信じると思います。それに今では純米大吟醸しか作っていないと書きましたが、昔はこのクラスを純米吟醸として売っていたんですよね。大吟醸として通用するレベルのお酒を吟醸として売っていたくらいですから、レベルの高さが分かりますよね。


 日本酒はちょっと・・・なんていう女性の方にこそ飲んでみてほしいです。