addsomemusic2010-03-05



 ただいまのBGMはHEAVEN BOUND WITH TONY SCOTTIの1972年にリリースされた『HEAVEN BOUND WITH TONY SCOTTI』なり。女性を含む5人組で、たぶんこれが唯一のアルバムだと思います。詳細は全然分かりませんが、なかなか素敵なソフト・ロック系のコーラス・グループ。といってもコーラスは下世話な感じもするし、演奏もヘナチョコ。でもなんともいえない能天気なところが愛おしいんですよね(笑)。もうひたすら明るく突っ走ってくれています。


 オリジナルは1曲だけで他はカバー曲で占められています。その選曲もなかなか良いし、なかなか素敵なアレンジで聴かせてくれます。フォーク・ソングで有名な「FIVE HUNDRED MILES」やビートルズの「I WILL」あたりのデキが非常に良いですね。他にもロジャニコの「I KEPT ON LOVING YOU」やスティブン・スティルスの「BLUEBIRD」、ニール・ヤングの「ON THE WAY HOME」など聴きどころ満載。そんなカバーが本当に素敵なんですが、唯一のオリジナル「(EVERYTHING IS)LOVE AND SUNSHINE」がかなりキュートな名曲なのにニンマリ。ほとんどイノセンス〜ソルト・ウォーター・タフィな感じで個人的にはこれがベスト・トラックの1曲ですね。


 以前にCD化されてたんだけど、今では廃盤なのかな?中古屋で見かけたらぜひ!