addsomemusic2010-04-26



 ただいまのBGMはJOSEPH BRUNELLEの1981年にリリースされた『ROUND TO IT』なり。テキサスのマイナーSSWアルバムなんだけど、これは本当にグレイト!と叫びたくなような名盤ですね。基本はいたってシンプルなフォーキー系SSWなんだけど、なんともいえないアシッドな感覚が全体を覆ってるんですよね。ほとんどの曲が彼のアコギの弾き語り中心で、それにギターやマンドリンといったサポートがつくだけのシンプルなサウンド。落ち着いた曲が中心でアコースティックなストリングスの響きがなんとも幻想的な雰囲気を醸し出しています。


 全曲オリジナルで曲のクオリティはバツグンです。クールに響き渡るアコギのサウンドと彼のボーカルが胸を打ちます。いや〜こういった感覚のSSWアルバムってありそうで案外ないんですよね。まぁ専門外の方が聴けば地味なフォークでひとくくりなんでしょうが、分かる方には分かるような内容かと思います。海外でも評価の高い1枚だけど、まだまだ認知度は低いです。これからどんどん評価されていくような類のアルバムの様な気がしますんで、見かけたらぜひ!オススメ!!
 

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