addsomemusic2010-05-26



 昨日取り上げた『BIG PINK AMERICAN MUSIC SAMPLER』のCDジャケはバンジョーを持った黄色いTシャツの男の写真でしたが、これはこのCDのオリジナル・ジャケではなく、『THE PHILADELPHIA FOLK FESTIVAL』というアルバムのジャケを用いたものでした。そんなわけでただいまのBGMは『THE PHILADELPHIA FOLK FESTIVAL』なり。その名の通りフィラデルフィアでのフォーク・フェスティバルの模様を収めたライブ・アルバム。録音は1977年ですね。オーソドックスなフォーク・ソング中心のライブで、60年代から続く様々なフォーク・フェスティバルが同様にアメリカのルーツを感じさせてくれます。フォーク、ブルース、カントリー然りで、アメリカ人ってのはこういったルーツ・ミュージックを老若男女みんなが受け入れる土壌が出来上がってるんですよね。う〜ん素敵です。


 収録されたアーティストは有名どころではTOM PAXTON、NORMAN BLAKE、MICHAEL COONEY、KATE WOLF、JOHN JACKSON、ODETTA、DAVE VAN RONK・・・といった名前が嬉しいですね。でもこのアルバムの最大の聴きどころは個人的にはLEW LONDONの「THE GLORY OF LOVE」に尽きます。小粋なアコースティック・スウィング・ナンバーで最高にイカしてます。彼のアルバム『SWINGTIME IN SPRINGTIME』のCDではボートラで収録されているんで聴かれてる方も多いでしょう。