addsomemusic2010-06-19



 普段聴いてる音の99%は60年〜70年代のモノなんです。でもたまには新しい音でも・・・といっても2002年のリリースですが。ただいまのBGMはJOHN WILLIAMSONの『JOHN WILLIAMSON』なり。70年代SSWフリークの私でも惹きつけられる魅力がこのアルバムには詰まっています。アメリカ中を放浪していたというジョン・ウィリアムソンがナッシュビルに辿り着き作られたのがこの1st。ルーラル系SSWといった南部らしい肌触りで、知らないで聴いたらとても2002年のリリースだとは思えません。それくらいに70年代フィールが溢れてますね。


 彼のアコギにシンプルなトリオ編成のバックアップ。曲によってはキーボードやドブロ、ハーモニカの音も入ってます。落ち着いたタイプの曲ばかりで、一般的には地味な印象かもしれませんが、SSW好きには堪らない魅力が溢れていると思います。全曲オリジナルでクオリティの高さは特筆もの。特に「THE MAN WHO LET A MEMORY TAKE HIM DOWN」や「BLOOD, SWEAT & TEARS」は名曲ですね〜。


 それにしてもアメリカのローカルではこんな音楽が今も愛され続けています。まさに「アメリカの良心」ともいえるようなサウンドに広大なアメリカの魅力を感じずにはいられませんね。