addsomemusic2010-06-24



 ただいまのBGMはJEFF EUBANKの1983年にリリースされた『A STREET CALLED STRAIGHT』なり。このアルバム、このSSWの裏名盤にとっくに取り上げて・・・と思ってたらまだでしたので、改めて取り上げておきます。


 詳細は全く知りません。これ以外にアルバムがあるのかも知りません。私が購入した頃はそんなにレアなアルバムでもなかったんですが、最近特に評価が高くなってきて、価格の方もうなぎ上りになってきています。1983年のリリースなんであまり目につかなかったんでしょうかね。内容の良さが知れると評価がされて当然ともいえるクオリティです。


 内容はいたってオーソドックスなSSWアルバム。ハッキリいって全体的に地味な印象はありますね。でも地味好きな私にとっては時折取り出しては聴いている1枚だったりしています。地味というより落ち着いてる・・・といったほうが適切かもしれません。ベースは70年代のSSWスタイルですが、やはり80年代ということか随所にシンセの音も鳴っています。まぁそれほど強烈に鳴り響いてるわけではないんで問題はないですね。終始、淡々とした印象ながら惹きつける魅力を兼ね備えていると思いますよ。「TO MAKE A WAY」とかかなり良い曲ですしね。米国音楽の奥深さを感じ取れます。曲によっては、ややアシッドな陰りもあり、SSWファンよりもそれ系や自主盤好きの方に受け入れられるような内容なのかもしれません。


 けっこうマイナーなアルバムですが、最近韓国のレーベルでCD化されました。それにDRAG CITYからアナログもリリースされましたから、最近のこのアルバムの評価の度合いが分かるというものですね。オススメです。


A Street Called Straight

A Street Called Straight