addsomemusic2010-07-10



 ずっと探してたレコが先日、我が家に届きました。結局手に入れるまでに1年以上かかったわけだけど、それだけ待った甲斐がある素敵なアルバムだったんでニンマリです。ただいまのBGMはMARTIN & COLTERの1981年にリリースされた『STARTING TO LIVE AGAIN』なり。サンフランシスコのマイナーSSWデュオ。81年という時代らしく洗練された曲が多くAOR的なメロディラインではあります。でもアコギを基本としたフォーキー・サウンドのため爽やかさと心地よさがバツグン。メロウ・フォーキー・アルバムの名盤だと思います。


 全曲オリジナルで捨て曲ナシ。メロウな曲中心で聴きごたえ十分。私のようなフォーク好きにも納得のサウンドなんで、SSW裏名盤好きの方にはマストでしょう。アルバム全編に響き渡る12弦の音が爽やかなんですよね。曲によってはサックスも絡んでクールに決めてくれていたりしています。そんなAOR的なクールなサウンドもあるかと思いきや、スティールが絡むルーラルな曲もあったりと、ここら辺はいかにもUSな音だなぁと思いますね。こういったところが好きなんですけどね。


 ずっと探してた・・・といってもレアなアルバムではないと思います。だって海外のオークションでシールド品を開始価格の9.99ドルで落札しましたから。結局世界中でこのアルバムを必死になって探していたのは私だけだったようです(笑)。