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　ただいまのBGMはSPRUCEの『SPRUCE』なり。マサチューセッツの3人組バンドなんですが詳細は全く分かりません。このアルバムは自主盤の類で、たぶん70年代のリリースでしょう。他にもアルバムがあるのかも知らないんですが、でもこのアルバムはその筋の方々には結構な人気盤だったりしています。

　カントリー風味のフォーク・ロックというと分かりやすいかな。いかにも70年代前半のようなUSサウンドにニンマリなんですが、自主盤ならではのローカルっぽさが堪んないんですよね。全曲オリジナルで、なかなか良い曲ばかり。シンプルなトリオ演奏にハーモニーも付けていて全体にカラッとした音なんだよねぇ。ウエストコーストってほど爽やかではないですが、味わい深いものはありますね。

　やっぱり曲が良いってのが1番でしょうね。通して楽しめる素敵なアルバム。サイケ色とか全然ないですが、この時代のUSの音がお好きな方なら問題ないでしょう。個人的には超オススメ盤です。CD化求む！