addsomemusic2011-02-25



 ただいまのBGMはBILL & RON MOOREの1969年にリリースされた『LO AND BEHOLD...』なり。ケンタッキーのマイナー・フォーク・デュオによる唯一のアルバム。オリジナルは4曲しかないんで、SSWアルバムとしては物足りなさもありますが、レイト60'Sらしいドリーミーな音が最高に素敵過ぎます。


 RON MOOREは70年代に素晴らしいアルバムを何枚もリリースしていて、このブログでも取り上げたことがあるんでご存じの方も多いでしょう。マイナーなSSW好きには割と有名な名前です。彼のアルバムはマイナー・プレスばかりなんで、どれもそれなりにレアなんですが、このBILL MOORE(兄弟?)とのデュオ名義による1st(デュオとしては唯一のアルバム)が1番見かけないように思います。


 先にも書いたようにオリジナル曲は4曲だけ。他はフォーク・ソングのカバー。取り上げた曲が「SCARBOROUGH FAIR」「EARLY MORNING RAIN」「PUNKY'S DILEMMA」「THE BOXER」「GET TOGETHER」・・・なんて書くと60年代のフォークとか聴いてる方にはピンとくると思います。サイモン&ガーファンクルの曲が数曲取り上げられてる通り、そんな感じのタイプなんですよね。ただマイナーゆえか、そのチープさがドリーミーに響くんだから面白いものです。