addsomemusic2005-05-02



 昨日の日記にジョン&ヨーコの名前が出たんで、ここは思い切って取り上げちゃいます。ジョン&ヨーコ名義でのファーストで、ジョン自身としてもビートルズを離れて初めて作ったアルバム『TWO VIRGINS』・・・昨日の日記ではジョン&ヨーコの『WEDDING ALBUM』を取り上げるほど肝っ玉は座っていない・・・なんて書いてたくせに『TWO VIRGINS』ならいいのか?と言われそうだけど、まぁこのアルバムはアレなもんで(笑)。


 1968年にジョンとヨーコがほとんど即興で発した「音」をまとめたもの・・・ハッキリいって聴くに耐えられないアバンギャルドな内容でもう意味不明な音の連続です。ヨーコの変な声もワケわかんないし(笑)。私には理解できないだけで、多くのビートルズやジョンのファンにはこのアルバムが理解できてるんでしょうかね?間違っても普通の音楽ファンには理解できるようなシロモノではないと思うんですけど・・・


 じゃぁなぜ持ってるの?と聴かれたら「ジャケかな」としか答えようがない。それだけのために我が家に生き残っているといっても過言じゃないでしょうね。もちろんレアなオリジナルなんて持ってませんが。


 確か高校の時だったか、いや大学の時だったかも・・・よく行く中古屋にこの『TWO VIRGINS』の再発盤が入荷したんですよね。それを勇んで買った覚えはあります。もしかしたらブートだったのかな?そこらへんの知識はないもんで。


 買ったレコは茶色いカバーがかかってるんですよね。それをドキドキしながら外すと「でた〜!」って感じでした(笑)。当然レコも聴きましたよ。レコードに針を落とした瞬間「なんじゃこりゃ〜」でしたが。あれ以来、一度も聴いていません(笑)


 こんなアルバムでもCD化されるんだから本当にジョン・レノンって偉大だと思うよなぁ。日本盤CDも出てるようだけど、これってジャケはオリジナル通りに復刻してるんですかね?CD買ったことがないんで分かりませんが。


 でもこのアルバムの魅力の99.99%はジャケにあるんで、今から買おうと思ってる方はアナログをオススメいたします。「えっ?レコード・プレーヤーを持っていない?」「大丈夫、どうせ聴きゃしないんだから(笑)」。

Unfinished Music 1: Two VirginsUnfinished Music 1: Two Virgins