addsomemusic2005-09-08



 さて続々とセレクト合戦のブツが届いてきてます。参加者の方々サンクス!週末にでもあちこちに感想を書きに伺いますよ。


 なんだかブログを書く気力が湧かないなぁ。まぁそんな時もありますよね。でもブログを更新するのが私の使命ですからねぇ(ウソ)。


 なんとなくニーナ・シモンなんて聴いてます。彼女のことは全然詳しくないんですが、基本はジャズ・シンガーかな?でも彼女のアルバムは多種多様で、ソウルやロック、フォークからカントリーな音までいろんな顔を見せてくれます。いま聴いてる1971年リリースの『HERE COMES THE SUN』もそんなフォーク〜カントリー〜SSWテイスト溢れるもので結構好きでよく取り出してはターンテーブルに乗せています。


 私が持ってるのは日本盤のアナログなんですが、ジャケには手書きで「NINA SIMONE」としか書かれてないところをみると『HERE COMES THE SUN』は邦題なんでしょうかね?


 アルバム・タイトルはもちろんビートルズのカバーでジョージ・ハリスンの代表曲でもありますよね。この曲のように当時のロック〜フォーク畑の楽曲のカバーで占められてるんですよね。そこらへんが私が気に入ってるところなんでしょうね。


 他にもディランの「JUST LIKE A WOMAN」や「MR. BOJANGLES」「O-0-CHILD」なんてカバーも秀逸だし、ドラマチックな「NEW WORLD COMING」はベストトラックの1曲だと思います。


 彼女の魅力といえばなんといってもその「歌」でしょね。とてもユニークで個性的なスタイルだと思います。彼女の歌には様々な要素が入り混じっていて決してストレートな美しさではないと思います。でもそこが良いわけなんですよね。土臭いんだけどとても大きな包容力のようなものを感じます。「大地の温もり」ともいえるような歌声です。もっと他の歌を聴いてみたいと素直に思えますからね。