addsomemusic2005-11-13



 毎週日曜は「人に歴史あり」として自分の音楽史を振り返っています。こんなの読んで楽しいのかどうかは分かりませんが、同年代の方とか共感してくれたらちょっとだけ嬉しかったりします(笑)


 今のようにカラオケなんてなかった時代に人前で歌を歌うということは音楽の授業以外ではほとんどなかったように思います。まぁ友人と一緒に歌いながら学校に行っていた・・・とかそんなレベルで、人前で「歌を披露する」という行為は当時は本当になかったよなぁ。


 人前で歌を初めて披露したのは小学6年生の時。ホームルームだったのか自由時間だったのか、レクリエーションだったのか、なんだったのか全然覚えてないんですが、クラスの前で友人3人組で振り付けで歌を歌いました。その曲が当時ヒットしていたイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」だったんですよね。萩本欽一による「欽ドン!」って番組が人気で私も毎週欠かさず見ていた覚えがあります。その番組での3兄弟フツオ、ヨシオ、ワルオによって歌われていました。


 仲良し3人組で歌った「ハイスクールララバイ」ですが残念なことに私はメイン・ボーカルのフツオ役ではなくドラム担当のワルオ役だったんですよね。一応本物と同じようにドラムを叩く振りをしながら一緒に歌っていました(笑)。


 「ハイスクールララバイ」ではボーカルのフツオの両隣でワルオがドラム、ヨシオがシンセを演奏するフリをしています。ギターじゃなかったのは当時テクノがブームだったからなんでしょうね。振り付けも時代を反映してるなぁと今となっては思いますね。あきらかにYMOを意識していたのかも。


 で、この「ハイスクールララバイ」は作詞が松本隆、作曲が細野晴臣というシロモノだったことは当時は全然知るはずもない。一応テクノ・ポップなこの曲は当時のYMOフリークにも受け入れられたんでしょうかね?