addsomemusic2006-03-18



 基本的にブラックを初めとしてソウル系が苦手です。普段聴いてるのがSSWやフォークといった白人の淡白なボーカルものが多いんで、黒人の特にソウル系の濃いボーカルがダメなんですよね。白人が黒人音楽に憧れてソウルフルに歌うブルー・アイド・ソウルはそれほど嫌いではないですが、熱心に聴くというほどでもないかなぁ。


 そんなブルー・アイド・ソウルものの中でもラスカルズは大好きです。どのアルバムも大好きでたまに取り出して聴いています。そんな中で1番よく聴いてるのはヤング・ラスカルズ時代の1967年にリリースされた『GROOVIN'』かなぁ。彼らの最高傑作は『FREEDOM SUITE』だと思ってるんですが2枚組で長尺な曲もあり、気楽に聴けるって感じではないんですよね。だからただいまのBGMは『GROOVIN'』です。


 なんといってもキャバリエの黒いボーカルが最高なんですが、それに絡むコーラスやグルーヴ感たっぷりの演奏。ホーン・セクションとかあると黒さが増しますね。それに曲の良さが最大のポイントでしょうね!


 「A GIRL LIKE YOU」「I'M SONHAPPY NOW」「HOW CAN I BE SURE」「YOU BETTER RUN」・・・どれもノリの良い曲が多く名曲揃いなんですが、やはりラスカルズといえば「GROOVIN'」でしょう!


 もうイントロの鳥のさえずりからしてドリーミーなナンバー。60年代を代表する名曲中の名曲だと思います。アルバム通して聴いてみると、この曲だけちょっと浮いてるかな?なんて思っちゃうけど、それがどうした!っていうくらいの名曲だからなんの問題もありません(笑)。


 山下達郎の素晴らしいカバーもあるし、テレビ(CMとか)でもよく流れてたんで誰もが聴いたことがあると思います。