番外編

addsomemusic2006-04-03



 4月2日に渋谷で行われた「フリッツ・リッチモンド・トリビュート・ライブ」に行ってきました!広島からの遠征でクタクタになったけど、本当に素晴らしいライブでしたよ。だって私の大好きなジョン・セバスチャン、ジム・クウェスキン、ジェフ・マルダーが一同に会したわけですからね!そりゃ興奮するってもんですよ。


 オープニング・アクトはマッド・ワーズとオールド・サザン・ジャグ・ブローワーズという日本のジャグ・バンド2組。ともになかなか楽しい演奏でした。彼らの演奏で会場も和みムード。そんな中、遂に現れました!最初はなんとジョン・セバスチャン!ひとりでステージに立ちギターの弾き語りという演奏。「私は16歳の時からジム・クウェスキン&ジャグ・バンドに入りたかったんだ。それが今日かなった!」という言葉が印象的でした。エピソードを踏まえながら数曲を演奏。「YOUNGER GIRL」の後に、お馴染みのジャジャ〜ンジャジャ〜ンというギターのカッティングが!キターーーーーーー!「DO YOU BELIEVE IN MAGIC」をギター1本で歌ってくれました。もう高音部なんて全然声がでてないんだけど、そんなことはノー・プロブレム。この曲には「魔法」がありますからね!もうこの瞬間マジで泣きそうになった・・・本当にウルウルしちゃったよ〜。


 「魔法」はこれだけで終わらなかった。ジョン・セバスチャン細野晴臣を紹介した時は会場がドッとなったなぁ。細野さんだけでなく、ジェフ・マルダーとジム・クウエスキンも一緒にステージに・・・この時だけは本当に鳥肌が立ったぞ。細野のベース、ジム・クウェスキンのギター、ジェフ・マルダーのウォッシュボードと共にジョン・セバスチャンが歌うは「DAYDREAM」!この4人が並んでる光景だけでもスゴイのに「DAYDREAM」歌っちゃうんだからねぇ。


 休憩を挟んで第2部はジェフ・マルダーの渋いギターの弾き語りによって始まりました。1曲歌い終わると再びジョン・セバスチャン細野晴臣がステージへ。この二人をバックに「THE WILD OX MOAN」。そして次の曲の紹介でジェフの口から「ボビー・チャールズ」の名前が!まさにエイモスとのライブ『LIVE IN JAPAN』を彷彿させる瞬間でした。もちろん歌うは「SMALL TOWN TALK」ですね!この曲では細野さんはマリンバ(かな?)を叩き、ジョンはハーモニカ。ジェフの歌う「SMALL TOWN TALK」と哀愁味溢れるジョンのハーモニカはもうもう最高としかいいようがないくらい気持ちよかった!


 興奮状態でぶっ飛んじゃってるんで記憶が曖昧になってきています(笑)。この後はジム・クウェスキンも参加。フロントにマイク2本でジェフとジム、ジョンは一歩下がった場所で、2部以降では歌わずに演奏に徹していました。ジム・クウェスキンは「PAPA'S ON THE HOUSETOP」を軽快に歌ってましたねぇ。さすが!って感じでした。記憶が定かではないんだけど「SOMEBODY STOLE MY GAL」も歌ってたっけ?これ自信なし(笑)。


 軽快なジャグ・バンド・ソングをどんどん歌ってくれました。終盤にはマッド・ワーズやオールド・サザン・ジャグ・ブローワーズも再びステージに上がり大所帯ジャグ・セッションといった感じ。何やったっけ?「SWEET SUE JUST YOU」は歌ってたなぁ。ラストは確か全員で「STEALIN'」でした。細野さんがウォッシュボードを演奏している姿には驚いたなぁ。そしてアンコールは予想していたんだけど「JUG BAND MUSIC」でしたね!やっぱりこの曲やらないとマズイでしょ。そして2度目のアンコールではワルツ調のインスト曲「NEW JUG BAND WALTZ」で締めくくりました。


 とにかく興奮しっぱなしの素晴らしいライブでした。3人とももう「おじいちゃん」といっていいような年齢なんだけど、元気いっぱいで、とてもお茶目な姿を見せてくれて、会場全体が暖かい雰囲気に飲み込まれた感じでしたね。とても楽しいライブでした。


 ライブ終了後、ふらっとジョン・セバスチャンが戻ってきたじゃないですか!そこからはサイン&撮影会となっちゃいましたね。ジェフ・マルダーも見つけてサインをもらいました。残念ながらジム・クウェスキンが出てこないんだよなぁ・・・なんでも本当に最後のほうでチラッと現れたらしんで、慌てて会場に戻ったんだけど時すでに遅しで、また裏に引っ込んじゃってました。残念。


      


 アップしているのは会場でもらったサイン。左端はもちろん『TARZANA KID』。私がもっとも愛してるアルバムです。わざわざ広島からもって行った甲斐があったというもんです。真ん中も『TARZANA KID』(笑)。これ実はテスト・プレス盤。さすがにテスト・プレス盤にサインもらったヤツは私以外にいないだろ(笑)。で右端はジェフ・マルダーの『IS HAVING A WONDERFUL TIME』ですね。この3枚はまさに家宝ですよ!