addsomemusic2006-04-29



 もう愛してやまないMILKWOODの1973年(?)にリリースされた『MILKWOOD』を聴いています。このアルバムってセルフ・タイトルじゃないのかなぁ?ジャケに小さく『HOW'S THE WEATHER』と書かれています。もしかしてこれがアルバム・タイトル?


 メンバーに後にカーズを結成するリチャード・オケイセックが在籍していました。まぁカーズうんぬんは抜きにして本当に素晴らしすぎるアルバムだということは私が自信を持って断言させていただきます。まぁ内容といえば、いわゆるCSNフォロワーといった感じのハーモニーが素敵なフォーク・ロック・バンドといったところ。70年代前半のアメリカには掃いて捨てるほどいたタイプのバンドですが、凡百のバンド達と比べ圧倒的にレベルは高いです。なんといっても曲の良さが特筆もので捨て曲なしの美メロのオンパレードで卒倒間違いなしです。アコギの響きも気持ちよいしね〜!


 アコースティック中心のものから、しっかりとしたロック・サウンドなものまであります。確かにCSNな雰囲気がプンプン漂ってるんですが、もっと上品にしたような感じかな。オープニングの「WITH YOU WITH ME」から胸がときめくようなピュアな世界が広がります。「LINCOLN PARK」「BRING ME BACK」「MAKESHIFT PAWN」「THE LIGHT WON'T BURN」・・・あ〜なんて素敵な曲達なんでしょう。もうとにかく聴け!ですよ(笑)


 今まで聴いてきた中で、こんなに胸を締め付けられるようなアルバムってのはバンドものではLAZARUSの1stとコレくらいです。ウルトラ激オシなんだけど、いまだ未CD化・・・なんでだろ?こんな素晴らしいアルバムを黙殺して欲しくないなぁ。乞うCD化!!!