addsomemusic2006-08-06



 なんだか久しぶりに鈴木祥子のアルバムを引っ張り出して聴いています。ただいまのBGMは1990年リリースの4枚目『LONG LONG WAY HOME』なり。あ〜このアルバムってもう16年も前になるんですね。本当に大好きなアルバムで当時は何度も何度も繰り返し聴きました。けっこう熱心なファンだったんですよね。


 ファンだった・・・って過去形になってますね(笑)。もちろん今でも好きな女性シンガーですが、だってもう何年も彼女のアルバム買ってないですから。我が家のCD棚を眺めて見たら鈴木祥子のCDは1stの『VIRIDIAN』から『私小説』までしっかり揃ってるんだけど、それ以降のCDは1枚もない。『私小説』が1998年のリリースなんでそれ以降は彼女のCD買って無いんだぁ。レンタルした覚えはあるけど。


 これは個人的な出来事に大きな原因があるのかも。彼女を知ったのは3rdの『風の扉』からでした。そこに収録された「SWEET SWEET BABY」に1発でノックアウトされちゃったんですよねぇ。それ以降、大学の頃から熱心に聴いてました。そして当時付き合ってた彼女に聴かせたら私以上に熱心なファンになったんですよねぇ。彼女とふたりでいつも聴いていたんですが・・・まぁ1998年に大失恋してしまいましてそれ以降はなかなか手が伸びなくなった(笑)。それよりも鈴木祥子だけでなく、ほとんど邦楽を聴かなくなった自分の音楽嗜好の変化が1番の原因なんでしょうけどね。


 久々に『LONG LONG WAY HOME』聴いたけど、やっぱり良かった。彼女が好きだというジェイムス・テイラーニール・ヤングローラ・ニーロといったSSW達の影響を1番受けたようなアルバムだと思います。後にロック色を濃くしていく彼女のアルバムの中では1番シンガーソングライター的な要素が強いアルバムだと思いますね(全アルバムを聴いたわけではないけど)。佐橋佳幸のギターがまたいいんだ。4枚目のアルバムなんだけどボーカルはまだちょっと弱いかな。アルバムを重ねるにつれ安定したボーカルになっていくんですけどね。


 今日は立て続けに鈴木祥子を聴いてました。今日聴いたアルバムは『私小説』『SNAPSHOTS』『CANDY APPLE RED』そして今『LONG LONG WAY HOME』です。個人的な好みの問題ですがとりわけ『CANDY APPLE RED』と『LONG LONG WAY HOME』は激オススメです。


 『私小説』後のアルバムも中古で見かけたら少しずつ買っていこうかなぁ・・・と改めて思っちゃった。


 そういえば大学の時にピアノの弾き語りのライブを見に行ったことがあります。その時に彼女がリクエストを受け付けてたんですよ。「風の扉」をリクエストしたら、「それはちょっと難しくて・・・」なんて言ってリクエストに答えてくれなかったことをふと思い出しました(笑)。