addsomemusic2006-08-19



 ミュージック・マガジンフリッパーズ・ギターの特集のようですね。もう何年も前に買わなくなってしまった雑誌ですが、これは思わず買ってしまいそう。というより、ミュージックマガジンでなくレコード・コレクターズで取り上げろよ!と思わくもないけど。おまけに最初の2枚が紙ジャケで再発だとか。これにはちょっと笑った。紙ジャケってもともとアナログでリリースされてたものを、その雰囲気をミニチュア・サイズで楽しむ・・・というのが趣旨ではないの?もともとCD(プラケース)で発売されたものなんだから紙ジャケってのはやはり可笑しいでしょ。まぁ後にアナログもリリースされたわけだからOKということなんでしょうかね。とりあえず『ヘッド博士の世界塔』の紙ジャケには反対しておきます(笑)。反対してもそのうちリリースされるんでしょうね。


 とにかくフリッパーズ・ギターは大好きです。大学の頃に思い切りハマってました。モロにリアル・タイムで聴いていた数少ない日本のバンドなんでいまだに愛着があります。そんなわけで、今回の再発&ミュージックマガジン特集で再評価されると嬉しいですね(再々評価?もっと??)。


 いまはどんなレア盤や自主制作の類までもがCD化されるご時勢なんだからロリポップ・ソニックの音源もCD化したらいいのに。本人たちがそうとう嫌うだろうなぁ(笑)。たぶん永遠に無理なんでしょうね。もともとカセットだけでリリースされたものだし、フリッパーズ・ギターの1stとほぼ同じ曲ばかりだからなぁ。それならしっかりと録音された1stを聴くほうが全然良いとは思います(マジで)。


 そんなわけでただいまのBGMはLOLLIPOP SONICの『Favorite Shirts』なり(笑)。


 収録曲は

  1. Hello
  2. Sending to your heart
  3. Coffee-Milk Crazy
  4. Joyride
  5. Papa Boy and I
  6. Samba Parade
  7. Happy like a honeybee
  8. Honey Suckle Rose
  9. Planet Rubber Ball
  10. Exotic Lollipop
  11. Red Flag on the Gondole


 基本的に1st『海に行くつもりじゃなかった』とほぼ同じ感じですが、もちろん録音は違います。自主カセットとメジャー盤でのアレンジの違いは当然ありますが、それほど大きく変わらない。ある意味この段階で完成されていたというのが恐ろしいところ。「Hello」はエンディングがスローになります。「Coffee-Milk Crazy」はイントロがなくいきなり歌が始まる。「Joyride」は結構テンポが早め。「Papa Boy and I」は未発表曲ではなく「Cloudy」の英語バージョン。のちにリリースされたものと歌詞以外はほとんど同じというのがスゴイ。「Happy like a honeybee」はバックでアコギが良い味付けをしています。「Honey Suckle Rose」はカバー曲。アコギとスキャットによるボサ・タッチ。「Planet Rubber Ball」も未発表曲ではなく「The Chime will ring」の歌詞違い。「Exotic Lollipop」は頭の部分のメロディ・ラインがちょっと違います。こちらのバージョンのほうがエキゾチック度が高いです。かなり短い。とりあえず気になったところを簡単に書いておきました(笑)。


THREE CHEERS FOR OUR SIDE

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