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何気にイーグルスなど取り出して聴いています。1番好きなアルバムは『ON THE BORDER』ですが、次となると1972年にリリースされた1st『EAGLES』になります。もちろん文句の付けようがないくらいに充実した内容ではあるんですが、やはり「TAKE IT EASY」の素晴らしさに尽きます。
イーグルスといえば「HOTEL CALIFORNIA」と相場が決まってるようです。確かに悪い曲ではないんですが、「そんなに良いか?」なんて思ってしまう私って変わり者なんでしょうか?まぁ好みの問題なんでしょうが、明るくキャッチーな曲が好きなもんで、割とヘビーな「HOTEL CALIFORNIA」よりもカラッとした明るさのある「TAKE IT EASY」のほうが性に合ってるんですよね。
「TAKE IT EASY」を初めて聴いたのは高校生の時。当時は毎日のように聴いていたFMから流れてきたんですよ。あのイントロ一発でやられちゃったなぁ。アコギのカッティングも心地よいし、ハーモニーも素敵だった。当時はバックで鳴り響く楽器がバンジョーの音だなんてのも全然分からなかったくらいだから、カントリー・ロックなんて言葉も当然知らなかった。とにかくゴキゲンなこの曲は20年経った今でも大好きな1曲で、今でもソラでフル・コーラス歌えます。この曲があったから一時期そうとうカントリー・ロックを聴き漁っていました(笑)。
「TAKE IT EASY」はジャクソン・ブラウンとグレン・フライの共作。ジャクソン・ブラウン自身によるバージョンも素晴らしいけど、やはりイーグルス版には遠く及ばない。それくらい彼らにハマった曲だとも思うんだけど、イーグルスにこれくらいカラッとした曲って実はほとんどないんですよね。後に顕著になるけど、初期のアルバムでもけっこう重たいサウンドのものが多い。どちらかといえば重たいサウンドのほうが世間的なイーグルスのイメージで、それが本質なのかもしれません。
後に完璧アコースティックな演奏でのライブ映像を見たことがあるけど、これもまた素晴らしかった。あ〜もう一度見てみたいなぁ。
- アーティスト: イーグルス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/10/06
- メディア: CD
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