addsomemusic2006-11-04



 さっきまでネット上でいろいろやってました。いや、今日も仕事だったんで帰ってから・・・(笑)。まぁそれは後から書くとして今日もSSWの裏名盤。ただいまのBGMはEMILIE ARONSON & WAYNE GREENEの『ONLY A DREAM』なり。1984年リリースのマイナーなフォーク系のアルバムです。なんだか好きでよく取り出しては聴いてるんですが、何が好きかっていうと「ジャケ」かな(笑)。個人的に「ムーン・ジャケ」が好きなんですよ。そんなムーン・ジャケの中でもロリー・ブロックと並んで好きな1枚だったりしています。あ〜中身ももちろんいいんですよ(笑)。


 テキサスはダラスのマイナー・プレスものだと思います。だってレーベル名もないんだもん(笑)。男女2人の連名になっていますが、デュオものではなく、基本的にEMILIE ARONSONがボーカルでWAYNE GREENEがギター&コーラス担当といったところ。2人のボーカルとアコギを中心にベースが加わる程度で、曲によってはピアノやバック・コーラスが入るものもあります。とにかくシンプルなフォーク・スタイルのアルバムだと思います。収録曲のほとんどをEMILIE ARONSONが書いており、それらの曲で全てボーカルを取っています。割と力強いタイプのボーカルでブルースがルーツかな?と思わせる曲調。米国らしいカントリーの要素が希薄で、かなりクールな印象を受けます。スワンピーなタイプのボーカルだとも思いますが。「UNCLE JAVE」「ANGEL」を手がけたWAYNE GREENEはこの2曲だけはリード・ボーカルをとっています。力強いEMILIE ARONSONに対してWAYNE GREENEのボーカルはもっと柔らかで優しさが溢れたような声質。そしてこの2曲だけは和み系でカントリー・フレイバー溢れたいかにもな米国スタイル(笑)。なんだか2人のルーツが垣間見れて面白いですね。


 なかなか曲のレベルは高いです。WAYNE GREENEの2曲「UNCLE JAVE」「ANGEL」は個人的なツボですが、アルバム・タイトル曲「ONLY A DREAM」はなかなかの名曲だと思います。


 あまり知られていない名前だと思いますが二人とも現役で活動しているようです。コンビではなくソロのようですが。二人によるアルバムがこれ以外にあるのか分かりませんが、知られざる名盤としてコッソリとオススメしておきます(笑)。