addsomemusic2007-02-10



 ただいまのBGMはMICHAEL DEACONの『RUNNIN' IN THE MEADOW』なり。1975年のリリースでこれが1枚目なのかか?よく知りません。こにアルバムは既に本家サイトの「OTO NO PAGE」に取り上げてますが、まだ「SSWの裏名盤」でチョイスされてなかったもので。とりあえずSSW裏名盤も100枚に向けて、HPで取り上げ済みのものから、他所で取り上げられていて躊躇していたものまで、内容の良いものはアップしちゃおうかなと。そうしないと100枚も大変なんで(笑)。


 このアルバム、かなり良質のSSWアルバムでございます。アコギのカッティングからエレピやサックス、フルートの響きまでどれもがメロウでいて、そしてグルーヴィー!時に優しく、そして時に熱くさせてくれるアルバムでございます。彼の角の取れたようなマイルドで、しっかりとしたボーカルもよく合ってますよね。


 アコースティック・グルーヴの傑作ともいえるオープニングの「YAHOO」からしてカッコイイ。ファルセットまで飛び出し、アルゾとか好きな方は必聴でしょうね。しっとりとした「RIVER」や「SHE'S GOT NO PONYTAILS」の優しく囁きかけるようなボーカルもまた良い。A面ラストを飾る「BEEN CARRYIN' A SONG」はアコギと口笛、パーカッションを上手く合わせた曲で、シンプルながら個人的なベスト・トラック。他にもピアノを中心に据えた曲もあったりと、どの曲もよく作りこまれています。ミネアポリスサウンド80での録音ですが、サウンド80から生まれたSSWアルバムの中でも最上の1枚だと思います。


 MICHAEL DEACONは他にも何枚かアルバムをリリースしています。どれも手に入りにくいのが難点ですが、レベルは相当に高くハズレがありません。見かけたらぜひ!