addsomemusic2007-03-07



 なんだかここ最近恐ろしいくらい更新気力がゼロでございます。まぁ仕事はそこそこ忙しいけど、更新できないほど帰りが遅いわけはない。まぁどちらかといえば気疲れかなぁ。


 このまま更新気力が沸かない状態が続くとブログが完璧に停滞してしまいそうな気配を自分で感じてますのでがんばって書いております(笑)。


 だからといって音楽は聴かないのか?というとそうではなく普通に聴いております。そんなわけでなんとなく取り出して聴いてるのはMT. AIRYの『MT. AIRY』なり。1973年リリースの唯一のアルバムかな。メンバーにはBOB HINKLEやTOM CHAPIN、ERIC WEISSBERGらがいました。BOB HINKLEはソロで素晴らしいアルバムを残してくれていますよね。とても素晴らしいカントリー・ロック・サウンドで、エリック・ワイズバーグが同時期にリリースしていたデリヴァランスのアルバムにかなり近いサウンドだと思います。


 その昔、ウッドストックサウンドと呼ばれているレコを一生懸命集めていた頃に、ケン・ローバーと共にこのアルバムがなかなか手に入らなくて苦労した覚えあり。まぁお金を出せば買えたんでしょうが、かなり安い予算で探していたので本当にゲットできなかったんですよねぇ。


 このアルバムの最大の魅力はカバー曲のセンスの良さだと思います。オープニングはヤングブラッズでお馴染みの「GRIZZLY BEAR」だし、他にもザ・バンドの「RAG MAMA RAG」、ジェシ・ウィンチェスターの「SNOW」などかなり食指をそそりますよね。もちろんヒンクルによるオリジナルのデキもなかなかです。


 ジャケは絵の部分がくり抜いてある変形見開きジャケ。なんとも朗らかで軽快なカントリー・ロック・サウンドが楽しめる名盤だと思います。