addsomemusic2007-05-13



 あら〜このSSWの裏名盤も99枚目になりました。これで終われば、なんだか「ブラックホークの99枚」みたいでカッコイイかな?いやいやまだ紹介していない素敵なSSWがたくさんあるんで、ネタが尽きるまで続けますよ。さて、記念すべき100枚目は何にしようかな・・・(笑)。


 その前の99枚目。ただいまのBGMはSHAKE RUSSELLの『SONGS ON TNE RADIO』なり。1978年のリリースかな。一応、SHAKE RUSSELLのソロ・アルバムなんですが、正確にはSHAKE RUSSELL with DANA COOPERとなっています。DANA COOPERはここではかなり大きな比重をしめており、ほぼデュオ・アルバムとして捉えたほうがよいと思います。二人のギターとボーカルを中心になかなか軽快で爽やかなアルバム。


 1曲DANA COOPERの楽曲がありますが、他は共作も含めて全てSHAKE RUSSELLのオリジナル。楽曲のクオリティは高いし、アコギを中心としたサウンドにハーモニー。もう私が好きな要素がこのアルバムにはギッシリ詰まっていますね。曲によってはピアノも加わったスロー・ナンバーとかもあってアルバムの中で良いアクセントになっています。


 聴きどころはA面の2〜4曲目に配された「YOU'VE GOT A LOVER」「WHEN ARE YOU COMIN' HOME」「SONG ON THE RADIO」かな。この3曲はSHAKE RUSSELLとDANA COOPERにMICHAEL MASHKESを加えた3人によるライブ録音。1977年のヒューストンでのFMライブのようで、やはりライブならではの勢いを感じ取れます。アコギがジャカジャカ鳴り捲ってます。もうアコギのカッティングが死ぬほど好きな私にはまさに鳥肌モノ。曲も軽快なフォーキー・ソング。


 曲によってはカントリー・フレイヴァー溢れるものもあるし、いかにもSSWライクな曲もある。サックスやフルートが華を添えてる曲もあり、そのどれもがキャッチーでゴキゲンなんですよね。とにかく軽快な心からウキウキしてくるようなアルバムですね。大好き!