addsomemusic2007-06-02



 ただいまのBGMはTHE LINDEN FOLK FELLOWSHIPの『IT'S ALL FOR LOVE』なり。1980年リリースのアルバム。でも他のことはな〜んにも分かりません。THE LINDEN FOLK FELLOWSHIPって何者?って感じなんですが、バンドというよりは一種のコミューン系のようです。たぶん宗教関係のコミュニティで作られたアルバムなのでは?なんて思うんだけど確証はないです。だから何人組なのかも分かりません。ただ、素晴らしい音楽が詰まっているということだけは保障いたします。


 フォーク・ロックを基調としたサウンドなんだけど、もっと穏やかで優しさを感じさせる音です。そしてその収録された曲全て胸を打つような名曲揃いだということに驚かされます。インスト曲も数曲ありますが、やはりボーカル曲が染みますね。「TOGETHER NOW」「RAINBOW SONG」「THE SUN CAME OUT AGAIN TODAY」などでリードをとるBARRY DRILLの優しい歌声にはノックアウト確実ですね。BARRY DRILL以外がリード・ボーカルを取る曲もありますが、曲数からいってもBARRY DRILLがボーカルの中心と考えていいでしょう。「SONG IN MY HEART」では女性ボーカル中心ですが、コーラスの使い方がいわゆるクリスチャン系の音を感じさせます。これらの曲はZAN McLEADによる手によるもので、彼もバンドのメンバーなんですが、彼の書く楽曲のデキが群を抜いて素晴らしいですね。他にもEARL DAVISがリードを取る「AS TIME GOESBY」も胸がキュンとなるようなフォーキー・ソング。ボーカルはちょっと軽いんですが、それを補って余りあるくらいの美しいメロディです。そんな感じでもう堪んないくらい素敵な曲が揃っているんですよ!


 なんともサイケなジャケですが、内容はかなり落ち着いたフォーキー系中心。疲れた心を癒してくれる素敵なアルバムだと思います。激オススメ!