addsomemusic2007-06-29



 え〜今日はPHIL KEAGGYの1974年にリリースされた『WHAT A DAY』でも。でもこれは裏名盤ではないなぁ・・・だって結構な人気盤だし、今や堂々と胸を張れるような「表」でしょ。まぁなにが裏でなにが表なんだかよく分かんないんでここで紹介(笑)。


 今も現役で活動しているPHIL KEAGGYはもともとGLASS HARPというバンドのメンバー。このアルバムはたん1stソロだと思うんだけど違うかな?70年代前半にしてはかなり洗練されたサウンドで、かなりAOR寄り。アレンジもしっかりとしているしアコギの音色が印象的なんでプレAORというところか。クリスチャン系なんでCCMといってしまえば一言で終わっちゃうんですけどね。まぁとにかく全曲メロウな美メロの連発にノックアウトなんですよ。もちろん全曲彼のオリジナルなんですが、なんともメロウでいてキャッチーなメロディはツボし刺激しまくりです。アルバム通して割とクールなサウンドに彼の優しいボーカルがうまくマッチしています。クールなんだけどなんともグルーヴを感じさせる楽曲の数々から、一昔前ならサバービアなアルバムとしても取り上げられていたかも?とにかく良いです。ケニー・ランキンとかがお好きな方には強烈にオススメです。


 アコギを抱えたジャケからはもっと田舎臭いなんとも米国的なカントリー・フレイバーな音を想像しがちですが、かなり都会的なメロウ&グルーヴィーな音に驚きます。とにかく人気盤なのも頷けるような内容に間違いはありません。オススメ度高いです。
 

 こんなに素敵なアルバムなのに残念ながら(?)安くゲットできます。2000円以下でじゅうぶんゲットできるようなものですから。それに以前にCD化されてたような気がしますがAMAZONで検索してみたら無かった。廃盤になっちゃったのかな?再発求む!