addsomemusic2007-07-14



 黒田通算100勝おめでとう!


 まぁ話しは変わるんだけど、本当なら今頃は温泉に浸かっているはずだったんだけど・・・。この連休は熊本旅行だったんですが。温泉に浸かって上手いメシと酒。あ〜台風のせいで断念いたしましたよ。予約していた旅館もキャンセル。せっかくの連休がパーでございます。


 そんな中で取り出して聴いてるのはJEFF MOORE & FRIENDSの『THE YOUNGEST SON』なり。1974年リリースのまさにドリーミー・フォーク・サイケな1枚。なんともチープな録音が自主盤の匂いを醸し出していますね。結構なレア盤でオリジナルは1000ドル級だとか。もちろんそんな激レアなオリジナルを持っているわけもなく、再発アナログで素敵な音を楽しんでいます。ただこの再発アナログも300枚限定プレスだったせいか、今では全く見ることがなくなってしまった。残念です。


 ジャケにはTHE YOUNGEST SONとあるだけ。裏ジャケにクレジットはありますが、やはりTHE YOUNGEST SONがグループ名なのかな?と思ってたんですが、オリジナル盤にはJEFF MOORE & FRIENDSの表記があるんで、正確にはJEFF MOORE & FRIENDSによる『THE YOUNGEST SON』ということなんでしょう。まぁバンド名なんて何でもいいんですけどね。確かにJEFF MOOREがリーダーなんだろうけど、SSWアルバムのようなワンマンな音作りではない。メンバーに女性ボーカルがいて、彼女も数曲ほど曲を書いてるし、それに彼女がリードを取る曲がかなりいいんですよね。JEFF MOOREのボーカルも、なんともいえぬ儚さを感じさせるようなもので、とても良いんだけど、やはりCHRISTINA BECKERによる楽曲には格別のドリーミーな世界が広がりますね。基本はシンプルなフォーク・サイケといったいかにも自主盤的な音。ソフトロックっぽい肌触りの曲もある。美しい旋律に見も心もとろけてしまいそうな不思議な感覚に襲われます。自主盤ならではの感覚だと思います。


 この再発アナログは実は不親切このうえない。レーベル面に曲名が書かれていないんですよ。裏ジャケに曲名が書いてあるんだけど、曲順は違います。まぁ海外のアルバムではよくあることですが。そんな場合はレーベル面に記載された曲名で判断してるんだけどねぇ。だから今流れてる曲がなんて曲なのか分かんないんですよ。オリジナル盤のレーベル面にはちゃんと曲名が書かれているのに!わざわざシルクスクリーンによるジャケなんて凝ったものにしなくてもいいから、レーベル面に最低曲名くらい書いてくださいよ。


 昨日取り上げたCOPPERFIELDSのメンバーにJEFF MOOREがいます。これがこのTHE YOUNGEST SONのJEFF MOOREと同一人物なのか以前から疑問に思っていました。たぶん別人だと思うんだけど・・・。詳しい方、教えてください!