addsomemusic2007-07-16



 ただいまのBGMはTIMBERCREEKの『HELL BOUND HIGHWAY』なり。1975年リリースのたぶん唯一のアルバムでは?と思われます。「スワンプ」のカテゴリーに入れちゃいましたが、スワンプではないですね(笑)。カリフォルニア録音のウエストコースト・サウンドグレイトフル・デッドイーグルスを足して2で割ったようなサウンドといえば分かりやすいかな?本当かどうかは知らないけどオリジナルな100枚プレスだとか・・・たぶんこれはウソでしょう。少数プレスなのは間違いないですが、海外のオークションなどでは結構見かけますからね。


 デッドやイーグルスといった大物の名前を引き合いに出してますが、それらに決して負けていないようなレベルの高いアルバムだと思います。自主盤の割にはしっかりとしてるし、なんといってもメロディの素晴らしさに圧倒されます。グイグイ引っ張っていくようなアップテンポでノリのよい曲からミディアムな曲まで捨て曲なしです。ただ「惜しい!」と思うのは珠玉のバラードがないこと。この中に1曲でいいから素晴らしいバラードが収められてたらとてつもない名盤になっていたと思います。まぁそれくらいアップテンポの曲のデキがいいんですよ。熱いギター・サウンドに興奮いたします。


 かなりマイナーな部類のアルバムですが、嬉しいことにCD化されてます。デッドやイーグルスといった西海岸のサウンドがお好きなロック・ファンの方々には猛烈にオススメいたします。


 試聴できます http://diskunion.net/rock/search_result.php?type=1&for=1&kwd=303387&no_alphabet=1

 

Hellbound Highway

Hellbound Highway