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ただいまのBGMはRODNEY BROWNの『WHEN THE BAY TURNS BLUE』なり。カナダのSSWで、これは1980年リリースの2nd。これ、大好きな1枚でよく取り出して聴いています。とりたてて、スゴイといえるような特別な空気はないんだけど、オーソドックスなSSWスタイルで安心して聴けるような内容。やはりアルバムを通して楽曲の良さは感じます。NORTH TRACKというレーベルからのリリースで、このレーベルは確かIAN TAMBLYNが起こしたレーベルだったはず。確かにこのアルバムをプロデュースしているのもIAN TAMBLYNですからね。
1stはもっとルーラルな感じが漂うフォーキー・アルバムでしたが、この2ndではもっと洗練されたようなサウンドに仕上がっています。しっかりとしたサウンドに彼の甘くもありジェントルなボーカルが優しく耳に届きます。軽くAOR的な肌触りも感じますね。特にミディアム・スローな楽曲がなかなかにメロウで素晴らしいです。マンドリンやヴァイオリンといった楽器が巧みに使われていてますね。なかなか染みます。
曲によって女性コーラスがついていて、これがまた効果的。1980年なれど、70年代前半に聴かれるようなSSWの名盤たちに肩を並べられるような素敵なアルバムだと思います。マイナー･レーベルですが、安く見つかりますし、サウンド的にもメジャーのSSWと同様の質感を持っていますので、裏名盤からメジャー好きの方に至るまで全てのSSW好きにはオススメしておきます。
RODNEY BROWN・・・ネットで検索してみましたが、HPもあり今でも現役のようですね。こーゆーのを見つけるとなんだか嬉しくなっちゃうんだよなぁ。
金欠に付き、オークション出品中
