addsomemusic2007-07-23



 ただいまのBGMはC.C. RYDERの1974年にリリースされた『SEASONS OF MY MIND』なり。相変わらず詳細不明で申し訳ない。C.C. RYDER?CCライダー?どうやらジャケに映る男の名前のようでこのアルバムの主役でございます。内容はフォーキー系SSWアルバム。もちろん全曲彼のオリジナルでなかなかレベルは高い。ジャケのマイクを前に歌う姿そのままに、なかなか熱いボーカルを聴かせてくれますが、基本の音がアコギを中心としたものなので暑苦しくはない。ややソウルフルなフォーク・シンガーといったところ。


 サウンドはC.C. RYDERによる12弦の他にギター、ベース、パーカッションが入る程度。アコギ好きとしては、アコギをジャカジャカかき鳴らされた日にはもう卒倒しちゃいますね。そんなジャカジャカな軽快な曲からスロー、果てはラテン調の曲まで揃いっていて、彼のしっかりとしたボーカルが曲の良さを際立たせていますね。


 いかにもSSWライクなフォーキー・ソング「PASSING THROUGH」は個人的にドツボ。ミディアム・スローな「WAITING」はなかなか聴かせてくれます。ブルージーな熱唱系の「LNIN' TRACK」では乾いたアコギのカッティングが好き。カリプソっぽい「COCONUT WOMAN」なんかで変化を付けてくれます。「SILVER BIRD」のフォーキー加減がなかなかマイルドで好み。ラストの「THE HOBO」は思い切りのジャカジャカ系で、これ聴いただけで大ハシャギですよ。とにかくアルバム通して「グレイト!」といえるような素晴らしいフォーキー系SSWアルバムだと思います。

 金欠に付き、オークション出品中

 http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/nk1970jp