addsomemusic2007-07-29



 あ〜暑いですねぇ。猛暑です。こんあ暑い日には女性ボーカルものを聴こうと思って、取り出したのはBECKY KOCHの『TAKE ME AWAY』なり。え〜全く持って詳細は知りません。だって単なるジャケ買いなんだもん(笑)。車の上に座ってギターを弾くお姉ちゃん。とても都会的な感じはしないなぁ。音楽もそのまま、いかにもルーラルなフォーキー系SSWでございます。リリース年も不明ですが70年代後半の音かな?違ったらゴメンナサイ。


 SSWといってもオリジナル曲は半数ほど。他はSSWの有名どころのカバーが揃っています。取り上げてるのはジェイムス・テイラージョニ・ミッチェル、ドン・マクリーン、イーグルスCSN&Yと書くと、彼女の音楽性が一目瞭然ですよね。カバー曲はもちろん素敵なんですが、彼女のオリジナルも全然負けていませんよ。特にA面頭の2曲「TAKE ME AWAY」「THE JOY & THE SORROW OF YOU」のデキが良い。ジャケの印象では田舎のお姉ちゃん風ですが、よくありがちなカントリーっぽさは全然なく、楽曲はなかなか洗練されたメロディ・ライン。しっとりたメロに彼女の透明感のある歌声。シンプルなアレンジも功を奏しています。アコギよりもピアノやエレピの音がしっかりとなされていて、心地よさはバツグンです。


 カバーでは個人的に大好きな「DESPERADO」「OUR HOUSE」を取り上げてくれているのが嬉しい。この2曲が続けて聴けるもんだから溜まんないよね。そういえば、以前にこのブログで「DESPERADO」特集をやっていたなぁ。探せばこの曲のカバーはもっと出てきそうです(笑)。


 決して特別な空気を感じられるようなアルバムではないです。でもこんな暑い日には気楽に聴けるこんなアルバムがいいですよね。素敵です。かなりお安いレコですから見かけたら手を伸ばしてやってください。