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なにを聴こうかな〜。普段聴いてないようなのを聴こう。なんて思って取り出して聴いているのはDOUG SAHMの1988年にリリースされた『JUKE BOX MUSIC』なり。あ〜久々に聴いたけど、やっぱりこれは最高ですね!
ダグ・サームはソロ名義やらSIR DOUGLAS QUINTETのバンド時代やら、その他様々な名義で数多くのアルバムをリリースしています。我が家にも結構な枚数のダグ・サーム関係のアルバムがありましたが、それでも彼の残した音楽の全貌を掴むにはまだまだ物足りない枚数。なんか久々に聴いたらまた火が付いてきちゃったよ。集めちゃおうかなぁ(笑)。
まさにテキサス・トーネイドなイカしたヤツです。60年代半ばこそ英国のビート系バンドの影響をモロに受けたようなアルバムを出してましたが、それ以降はまさにアメリカン・ルーツ・ミュージックを初め地に足がついたようなサウンドのものが多かった。カントリー・ロックからテックス・メックスまでテキサスの重鎮は90年代になってキャリアのピークを迎えたわけだから本当に恐ろしい。
そんな彼のアルバムで一番好きなのがこの『JUKE BOX MUSIC』というのはちょっと捻くれてるかな?彼のソロ・アルバムで、アルバム・タイトルの通り50〜60年代前半あたりの楽曲のカバー。まさに当時のテキサスのジュークボックスからはこんな曲達が流れていたんでしょうね。ソウル〜R&Bあたりのナンバーばかりで、特にバラードのデキが最高。オープニングを飾る「I WON'T CRY」が流れただけで感動できます。ホント、3連符バラードには溜まらないものがありますね。
私が普段聴くようなジャンルの曲ではないですが、このアルバムは特別です。何度も繰り返し聴いちゃいますね。最高にイカしたジューク・ボックス・ミュージックです!
Juke Box Music / Last Real Texas Blues Band (Bns)
- アーティスト: Doug Sahm
- 出版社/メーカー: Texas Music Group
- 発売日: 2003/04/22
- メディア: CD
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