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そんなにたくさん聴いてきたわけではないけど、今のところ「ジャズで1番好きなアルバムは?」と聴かれたら、なんとなくオーネット・コールマンのゴールデン・サークルと答えそうだなぁ。
もう10年以上前になるけど、それこそジャズしか聴かなかった時期があるくらいにジャズにハマってました。50〜60年代のジャズを中心にとにかく聴き漁った。今までに1000枚以上は聴いてきたけど、ジャズの世界ではそんなの入口に過ぎないことは私自身がよく理解しています。そんな未熟なジャズ好きの私がとにかく愛して止まないアルバムであります。
その昔はそれほど好きなアルバムでもなかったんだけどなぁ。でも年を取るごとに、耳が肥えるごとに段々と好きになっていったアルバム。オーネット・コールマンといえば、その時代でかなり音楽性が移り変わっています。この1965年にストックホルムのゴールデン・サークルで録音されたライブ盤はインプロバイザーとしての彼の最良の演奏を納めたアルバムだといっても過言ではないと思います。
オーネットといえばフリー・ジャズで難解と捕らえられてる方も多いのかも。後年ではかなりポップな世界も繰り広げてるし、今の耳で聴けばこのゴールデン・サークルもかなりスウィングしてると思いますよ。とにかくダイナミズムに溢れた広大な世界観を感じさせる彼のソロには耳を奪われること間違いないです。カッコイイ!
ちなみにこのアルバムはVOL.1とVOL.2と2枚に分かれています。もちろん合わせて聴きましょう。
- アーティスト: Ornette Coleman
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2001/12/13
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