addsomemusic2007-09-17



 この裏名盤では個人的に好きなアルバムばかり取り上げてるんですが、今回のはそれに輪をかけて大好きな1枚を。そんなに好きなアルバムがなぜ121枚目?なんてことは言わないように(笑)。


 ただいまのBGMはGEORGE LAWの『GEORGE LAW』なり。1977年リリースのアルバムです。私はこのアルバムしか聴いたことがないんだけど他にもあるのかな?あれば探してみたいなぁ。マイナー・プレスな1枚だとは思うけど、しっかりとした作りでSSWアルバムとしてはグレイト!と言ってしまいたいような内容です。もちろん全曲が彼のオリジナルでこれらの楽曲が相当にレベルが高いんですよね。ロック色の濃いものから緩い曲までまさに捨て曲ナシといったところでしょうか。ただ難があるとすればジャケかな(笑)。なんとも名盤度が低い冴えない風貌なんだよなぁ。ちょっと失礼し過ぎ?(笑)


 オープニングを飾る「TOMORROW'S ALWAYS TODAY」からして胸キュン・ソングです。このなんともポップながら優しさに溢れた曲は反則でしょう。熱いギターの音も最高です。1曲目だけ良いなんてアルバムはゴマンとありますが、続く「MONTGOMERY TOWN」もメロウでシビれます。ささやかだけどハーモニーの付け方もいいし、全体に流れるスティールの心地よい音色といったら。同様にメロウな「RIDGE SONG」「MADISON」の2曲は個人的にノックアウトされてしまうような名曲。カントリー・タッチの「TELLOW LEAF CREER」や「DON'T FEEL I'VE GOT TO HIDE」も絶品です。特に前者では女性ハーモニーがいい塩梅なんですよね。アコギとボーカルの掛け合いが美しい「SHINE SUNSHINE」も名曲度高し。それにしても彼のややマイルドな歌声が優しく耳に届くなぁ。まぁ、なんにせよ良い曲しか入ってないんだから、いろいろ書いてもしょうがないわけだ(笑)。激オススメ!