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　ただいまのBGMはMARTIN & LAMNの『BITTERSWEET』なり。何年のリリースかよく分からないけど、たぶん70年代の素敵なSSWデュオ・アルバムです。アルバム･タイトル『BITTERSWEET』ってなんて素敵な響きなんでしょ。ここには本当に「素敵な」と表記したくなるスウィートな楽曲が詰まっています。甘酸っぱい楽曲達は時にはソフロぽかったりAORテイストを醸し出していたりと、シティ・ポップ感溢れたまさにスウィートな名盤だと思います。

　GREG MARTINとMARK LAMNによるデュオで、ドラムを除く全ての演奏も二人でやっています。アコギの響きが魅力的ですが、エレピの音色がとても心地よく印象強く耳に届きます。それになんといっても二人のハーモニーの素晴らしさでしょうね！

　1曲を覗いて全ての曲をMARK LAMNが書いていますが、そのどれもが洗練されていてポップかつスウィートな肌触り。このメロディラインの美しさが彼らの最大の魅力でしょうね。曲によってハーモニカやカズーとかが効果的び使われていてよく練られたサウンドを聴かせてくれてます。優しさに溢れ、ハーモニーが素敵に織り成す「RAINBOWDAY」は小品ながらベスト・トラックの1曲。都会的なメロウさを漂わせている「DO IT AGAIN TONIGHT」もギュっと胸を鷲掴みにされるてるような素晴らしさ。とにかく捨て曲のない素敵過ぎるアルバムだと思います。オススメ。