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ただいまのBGMはHUNGRY CHUCKの『HUNGRY CHUCK』なり。1972年リリースの唯一のアルバムで、本当に大好きな1枚。ウッドストック・サウンドが大好きで、特にベアズヴィル・レーベルを初め、その界隈の音が非常に私のツボを刺激するんですよね。このアルバムもベアズヴィル・レーベルの中ではラザラスやボビー・チャールズと並んで愛聴盤です。
ハングリー・チャックを説明するとえらく長くなりそうなんで多くを省略するけど、母体となったのはイアン&シルヴィアのバックを務めたグレイト・スペックルド・バードということになります。そのメンバー達が集まりハングリー・チャックとなるわけで、エイモス・ギャレットを初めとしたメンバーが皆、ウッドストックの最重要人物ばかりだということは声を大にしていいたいところですね(笑)。まぁ一般的にはエイモス以外はそれほど知名度が高くないかもしれませんが、ウッドストック・サウンドのアルバムの多くに彼らの名前を見ることが出来ます。
セッション・バンドといった色合いが濃いかな。全体的にザ・バンドとジョン・サイモン(1stね)を足したようなサウンド。ピーター・エックランドがメンバーでホーンを担当してることもありノスタルジー色も感じられるんですよね。しっかりと地に足がついたサウンドで、泥臭くもあり、そして心地よさもあり、かっこよさもあって本当に素敵なアルバムだと思います。欠点といえば強力な楽曲がないことくらいか(笑)。
いや、強力なのがあった!ラストを締めくくる「SOUTH IN NEW ORLEANS」がそう。ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』でボビー・チャールズが歌うことになる曲。ノスタルジックな想いが掻き立てられるような素敵な名曲ですよね。
- アーティスト: ハングリー・チャック
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- 発売日: 2007/03/07
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グレート・スペックルド・バード+1(K2HD/紙ジャケット仕様)
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