addsomemusic2008-03-17



 高校生の時にFMから流れてきた「GET TOGETHER」がメチャクチャ気に入って、中古レコード屋にTHE YOUNGBLOODSのレコを探しに行った事は今でもよく覚えています。その時に購入したのが1971年にリリースされた『RIDE THE WIND』でした。もちろんこのアルバムが目当てだったわけではなく「GET TOGETHER」が収録されていれば何でも良かったんですよ。ちょうどその時、在庫があったのが『RIDE THE WIND』だけだったわけです。もちろんUSオリジナルではなく安い廉価盤。裏ジャケを見て「たったの6曲しか入っていないぞ!」なんて不満に思ったのもよく覚えてます。これを購入するときにはまさかこのアルバムがライブ盤だったとは夢にも思いませんでした(笑)。


 ラジオで聴いた「GET TOGETHER」とは全く違うライブ・アレンジされた曲に戸惑い、「ジャジー」なんて言葉も知らなかった当時はギターの入っていない曲なんて地味に感じたもんなぁ。


 でも今ではヤングブラッズで1番好きなアルバムです。3人による演奏がなんともスリリングに感じれます。ギターの入ってない曲なんてジャジーな雰囲気が満載だし、ここでのライブ演奏がめちゃグルーヴ感溢れてるんですよね。長尺な演奏も飽きずに楽しめます。でもこの良さに気がついたのはもっと後になってからだったなぁ。
 


ライド・ザ・ウィンド

ライド・ザ・ウィンド