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　毎日覗いてる素敵なブログのココでBOB MARTINが取り上げられていたんで、私もひっぱり出してきました。SSWの名盤としてその筋の方には人気の1972年の1st『MIDWEST FARM DISASTER』もいつの間にやらCD化されていたんですね。これはSSWやスワンプ系の音とか好まれる方にはオススメしておきます。

　私が引っ張り出してきたのはそんなボブ・マーティンの1982年にリリースされた2nd『LAST CHANCE RIDER』なり。2枚目が出るまで10年の歳月がかかりましたが、その間も地道に音楽活動を続けてくれていたんでしょう。ジャケは豚から馬に変わりましたが、そんなジャケの雰囲気そのままの音がこの2枚目からも聴き取れます。

　ウディ・ガスリー〜ディラン直系の音って感じ。サミー･ウォーカーっぽいという評価は1st同様にこの2ndでも聴き取れますが、もっと角が取れたような気もします。人気盤1stに比べて取り上げられることがないアルバムですが個人的にはこの2ndのほうが好きだったりしています。単純に曲のレベルがこちらのほうが高いような気がしてるもんで。

　ボブ・マーティン自体、こんな「SSWの裏名盤」ではなく「表名盤」だと思ってるんですが、まぁこの2ndはあまり取り上げられることもないんで「裏名盤」でいっかな？と。音楽のレベルは本当に「表」ですよ！（笑）

　ボブ・マーティンの1stが欲しくて結構探し回っていた時期がありました。まぁこちらの希望額が低いんでなかなか手が出ずにおわっていたんですよね。でも意識して探していればヒョッコリと出てくるもんで、広島のレコ・セールで1200円くらいで買った覚えがあります。その時に一緒にこの2ndも同価格で置いてあって一緒に喜んで持って帰ったのは今でもよく覚えていますね。

ミッドウェスト・ファーム・ディザスター