addsomemusic2008-04-12



 60年代のフォーク・ロックと呼ばれている音が大好きなんです。そんな60年代フォーク・ロック・アルバムの中でも屈指の名盤と思っているがTHE BEAU BRUMMELSの1967年にリリースされた『TRIANGLE』。これは2ndで、このアルバムからメンバーが3人になりましたが、実質はサル・ヴァレンティノとロン・エリオットによるバンドと思って間違いないです。


 ほとんどの曲を書き、ほとんどのサウンドを作り上げたロン・エリオットと、そこに個性的で魅力的なボーカルを聴かせてくれるサル・ヴァレンティノ。二人の個性の見事なまでの融合がこのアルバムを名盤に仕立て上げていると思います。もちろんレニー・ワロンカーによるプロデュースに負うところも多く、まさにバーバンク・サウンドの最高傑作の1枚だともいえます。


 なんといってもヴァン・ダイク・パークスが参加した「MAGIC HOLLOW」が素晴らしい。アシッド〜サイケ・フィールも感じ取れる美しい名曲だと思いますね。もちろん全曲素晴らしく、これは本当に聴かないとマズイでしょ。翌年リリースされた『ブラドリーズ・バーン』も傑作です。