addsomemusic2008-04-17



 ただいまのBGMはキャロル・キングの『MUSIC』なり。1971年にリリースされた3枚目。キャロル・キングといえば前作の『つづれおり』が有名だけど、このアルバムだって『つづれおり』に優るとも劣らない素晴らしいアルバムだと思います。『つづれおり』は全体的に物悲しさが漂うような冬のイメージのアルバムだけど、この『MUSIC』ではもっと暖かな春のイメージを感じ取れます。


 それにしてもキャロル・キングってなんでこんなに素晴らしい曲ばかり書けるんだろう。収録された楽曲のほとんどが当時、新しく書き下ろされたもの。「SOME KIND OF WONDERFUL」だけがドリフターズでヒットした曲のセルフ・カバーとなっています。


 なんともベタだけど「SWEET SEASONS」が大好きです。これはシングル・ヒットもしたのかな?あと先にも書いた「SOME KIND OF WONDERFUL」はやっぱり名曲だ。それにしてもこれほど捨て曲のない名盤が『つづれおり』の影に隠れてしまうなんて、ある意味キャロル・キング恐るべしですよね。特にオード時代のアルバムは全作名盤といっていい。これほど質の高い楽曲を60年代からずっと書き続けてこれたキャロル・キングは本当に天才だと思います。彼女のメロディ・メーカーぶりは世界一でしょ。レノン=マッカートニー?恐れるに足らずです(問題発言??)。