addsomemusic2008-05-17



 私のジョン・セバスチャン好きは仲間内では有名な話し。だからもちろんラヴィン・スプーンフルもメチャクチャ好きですね。60年代のバンドの中では1、2を争うくらいに大好きだし、本当によく聴きました。


 ラヴィン・スプーンフルをはじめ、マジシャンズやキング・ビーズ、ミドル・クラス、ヤングブラッズ、他にもジョン・セバスチャンやピーター・ゴールウェイ、ジェイク関連あたりのグリニッジ・ヴィレッジの音は私を惹き付けて止みません。


 そんな大好きなラヴィン・スプーンフルですが、最初の3枚がやはりベストですね。どれも甲乙付けがたいグレイトな内容なんですが、どれか1枚となるとやはり1965年にリリースされた1st『DO YOU BELIEVE IN MAGIC』ということになります。そう私は魔法を信じていますから!


 60年代半ばはまだシングル中心の時代で、ラヴィン・スプーンフルも当時素晴らしいシングルを連発していました。アルバムといえば、シングル曲の寄せ集めが多かった当時ですが、ビートルズの登場と共にアルバムに対する意識は大きく変わってきたと思います。そんな時代にリリースされた『魔法を信じるかい』ですが、アルバム・タイトルのシングル・ヒットはもちろん、カバー曲やオリジナルも含めて、アルバムとしての完成度がかなり高いと思います。もう名曲ばかり揃った永遠のグッドタイム・ミュージックなんです!


 ラヴィン・スプーンフルのアルバムとしてはオリジナル曲は少ない。でも必殺の「DO YOU BELIEVE IN MAGIC」をはじめ、「DID YOU EVER HAVE TO MAKE UP YOUR MIND」「YOUNGER GIRL」なんて素晴らしすぎます。ジョン・セバスチャンのメロディ・メーカーとしての才能は本当にスゴイですよね。カバーも秀逸で中でもロネッツの「YOU BABY」やフレッド・ニールの「ON THE ROAD AGAIN」なんかは個人的にはオリジナルよるも好きです。他にもジャグ調のゴキゲンな「FISHIN' BLUES」やブルージーなインスト「NIGHT OWL BLUES」など聴き所満載です。


 なぜか我が家にはこのアルバムが何枚もあります。USオリジナル・モノとステレオ、US再発盤、日本盤オリジナルに再発盤、UK盤にドイツ盤、最近の重量盤とアナログだけで8枚もあった(笑)。それにCDも単体、2in1、ボックス、ボートラ入り・・・ビョーキです。ただ紙ジャケは未だに買ってない・・・早く買わないとなくなるかな?まぁこれだけあればもういらないんだけどね(笑)。


魔法を信じるかい?(紙ジャケット仕様)

魔法を信じるかい?(紙ジャケット仕様)