addsomemusic2008-07-04



 私の大好きな音ってのはアコースティック主体の音。特にアコギのカッティングには滅法弱い(笑)。キャッチーで軽快なナンバーで、アコギがジャカジャカ掻き鳴らされたらもうそれだけでノックアウト。それにハーモニーが付いたりなんかしたらもう即死モノですよ。そんな私の理想郷ともいえるサウンドってのはマイナーなSSWやフォーク・アルバムには割りと出会えます。それだからこんなSSWの細道から抜け出せないんでしょうけどね。


 ただいまのBGMはMUSKE & RATHSの1975年にリリースされた『MUSKE & RATHS』なり。これもそんな私の理想郷ともいえるサウンドに即死モノです。アコギのカッティングに二人のハーモニー、それに痺れるくらいの美メロの連発なんだから堪まんないですよね。もちろん軽快な曲ばかりでなく、ミディアムな落ちついた曲もあって、それらがまたいいんですよ。まぁとにかく全曲名曲捨て曲ナシといったところでしょう。やはり同じ穴のムジナは多いようで、このアルバムは海外でも結構な人気盤。でもそれほどレアってわけでもないんで、入手は楽ですので機会があればぜひ!


 デュオ名のMUSKE & RATHSは「MUSKRAT」のシャレかな?とも思ったんですが、JIM MUSKEとNICK RATHSによるデュオ名です。まぁ彼らの名前をもじってレーベルは「MUSKRAT MUSIC」のようですが。ちなみに私が持ってるのはMONOなんですが、このアルバムってみんなMONOなんでしょうか?・・・ちょっと気になったもので(笑)。


 本当にアメリカ的な爽やかな印象を受ける軽快なナンバーが魅力的な素晴らしいフォーキー・デュオ・アルバムです。激オススメ!